先日、新橋演舞場に

dr_mori2007-01-17

劇団★新感線「朧の森に棲む鬼」というお芝居を見に行きました。
私は実は学生の時分から劇団★新感線のファンです。
劇団★新感線を知らない方に、ちょっと説明をしますと、新感線は20年ほど前の小劇団ブームの頃からしぶとく続いている関西出身の劇団で古田新太さんの所属しているところです。(他にも高田聖子さんや羽野晶紀さんなどがご出身です。)古田新太さんを知らない方に説明をするのは、ちょっと難しいので、もうここは飛ばして読んで欲しいのですが、簡単に言うと、木更津キャッツアイの「オジー」です。

今回の「朧の森に棲む鬼」は、主演が新感線の人ではなく歌舞伎の市川染五郎さんで、場所が新橋演舞場ということで、新感線らしからぬ格調高い舞台になっていました。
芝居の下手な劇団員たちによる一発ギャグや、しょうもない着ぐるみでのダンスや、もういいっていうくらいしつこい下ネタは一切なし。
いつもの新感線は、面白いんだけど、他人には決してお勧めできない、なんで面白いと思うんだか自分でもわからないという不思議さがあるのですが、今回のはお芝居のレベルが格段に上がっていて申し分なく面白かったです。でも、どちらが好きかといわれると、いつもの新感線のほうが好きかも。好き嫌いって言うのは変なものですよね。

あと、どうしても気になるのが、古田新太さんの頭(顔)のでかさです。

顔が大きいというのは舞台俳優の才能の一つだと思うのですが、舞台俳優の血統の頂点である染五郎さんと比べても2倍はでかい。(染五郎さんも結構顔大きいです。)
競演している女優さんの真木よう子さんと比べると、長さが2倍で幅が2倍、つまり、面積で言うと、4倍、体積で言うと8倍ということに…。だからといって、脳みその大きさが8倍とは思えませんから、いったい中に何がそんなに詰まっているのか…謎です

去年の暮れに

中央林間近辺を激震させたニュースです。
関係の患者様、職員の皆様のご苦労を思うと言葉もありません。
新しく出来かけていたPETセンターなんてものすごく綺麗で、私も、もう何年も検診なんかしていないので、一度いってみようかなんて思っていたところでしたから、残念です。

ところで、その後、何人かの方に
「先生のところ(森皮フ科クリニック)は大丈夫なの?」
と訊かれました。

うちと田園都市厚生病院とのつながりといえば、一つだけ、あちらの院長の春山先生(脳内革命の著者)は、私と同じ大学の出身です。もちろん、春山先生は大先輩で、科も違いますからお会いしたことは一度もありません。

それなのに、何でそんなことを訊かれるの?
うちの外来ががらがらだから?Σ( ̄ロ ̄lll でもそれは、今、たまたま、あなた1人しかいないだけであって、混んでるときも、たまにはあるんですよ。

とあせっていたら、理由がわかりました。
うちのクリニックの入っているビルが「田園都市建設ビル」というところなので、田園都市つながりで、何か関係があるのでは?と思われていたそうです。

昔からこの辺りに住んでいる方には当たり前の話ですが、東急線溝の口より西の方は、「田園都市構想」(東急線の沿線を田園調布みたいな高級住宅地にしたいという見果てぬ夢)というのをもとに作られていて、田園都市を名前に冠した会社や病院は結構沢山あります。
うちの大家さんの田園都市建設さんもその一つで、この辺りでは結構有名な会社ですが、もちろん田園都市厚生病院とは無関係です。

とりあえず、うちは大丈夫です。

ブログをはじめることにしました。

ただちょっと、心配していることがあります。
以前勤務していたクリニックのホームページにコラムを書いていたら、それが面白いと評判をいただきまして、何人かの患者さんに「面白かったよ。」とお褒めの言葉をいただきました。
しかし中には、「ホームページを見てきたですけど、本当はあんまり面白いこといわないんですね。」とか「案外、普通の方なんですね。ちょっとがっかりです。」とかいう人もいたんです。
私は思いました。
君たち、何しに病院に来てるんだよ。
もちろん、患者さん相手ですから口には出しませんが、普通、病気になったときに、「あの先生面白そうだから、」とかで、病院や医者を選びますか?
誠実そう、腕がよさそう、信頼できそう、
病院や医者を選ぶ理由は沢山あるでしょう。他にも職場や住所が近い、診療時間が合うということも選択の理由になるかと思います。
でも、「面白さ」で病院や医者を選ぶのは、大間違いです。
私のクリニックに来ていただいても、別に面白いことはいいません。コントもネタもやりません。
 もし私が、診察の中で「この病気は皮膚科じゃなくて、内科の先生のところに言ったほうがいいんじゃないかと思いますよ。」とか、「保険でできるしみの治療は、強いてあげればビタミンCくらいですよ。」とかいったとしても、けして意図的なものではないので、それになんだかすごく寒いので、何もなかったかのようにスルーしてください。
その分、皆さんの病気の診断・治療については、誠心誠意勤めさせていただく所存です。

今後とも、よろしくおねがいたします。