ツマンナイ話です

dr_mori2007-04-20

最近、ちょっといらいらすることが多くて、子供や周囲に当たってしまい反省しています。(当たられてしまっている皆さんごめんなさい)

いらいらする原因はわかっています。
クリニックが混んできて、思うように患者さん達とお話しする時間がとれなくなってきたからです。
もちろん、繁盛するのはありがたいですし、いつまでも開院したてのように暇では困ります。

ところが、どうも自分は、
皆から「あの人は、いい人だ、いい医師だ」と思われたいという気持ちが強いようなのです。

患者さんお一人の時間をたっぷりとるには、予約を減らすのが一番です。
でも予約を減らすと、予約が取れない方がでてきます。それも困ります。
予約外で来ていただいた方も、お断りするわけにも行きません。(急病の方もいらっしゃいますし、)

結局、私に出来ることは、とりあえず、早口でしゃべることくらいです。(早口には、ちょっと自信があります。)

あと、コンビニでカルシウムのサプリと、小魚を買ってきて食べています。
これで、できるだけイライラしないように、子供や周囲の人に当り散らさないように。

今日は、100%愚痴のつまらない話でした。
読んでくれた人に当り散らした回ですね。

おわびに、今日の画像は、お宝画像。
開業前に私が描いた森皮フ科クリニックのマークの原案です。
(こんなものが、どうして今のマークようなまともな物になるのか、不思議です。)

えびちゃん

dr_mori2007-04-17

先日、「えびちゃんスマイル」の話をしましたが、

こんなものを見つけました。

エビちゃん」(写真)

ぜんまいで動く、お風呂のおもちゃです。エビの形だから、 「えびちゃん」 。

「文句ある奴は出て来いやー!」

と、無機質な蛍光緑色の顔が叫んでいるようです。

いやー、便乗商法というのは怖ろしいものですね。

これは、実は、レストランのお子様セットのおまけで、よくある「このかごの中からすきなのとってくださいね。」というアレの中のひとつでした。

「いったい誰が、こんなものを買うんだ!」

と、思っていたら、

「あー、わたし、えびちゃんがいいー!」

ウチの娘、すっかり、だまされているではないですか!

私は、消臭力長州力からネーミングされたことを知った時以来の戦慄を覚えましたよ。

(それは、また違う意味の怖さですが・・)

Qスイッチルビー、大地に立つ

Qスイッチルビーレーザーがいよいよ始動いたしました。

国産JMEC社製の「ザ・ルビー Z1」という機械です。

Z1というのが、強そうでいいです。(出来るなら、むしろ、ZZくらいにして欲しかった。)

しかし、名前よりも強そうなのは、その外観で、まず大きさが他の機械と一回り違い、でかいです。

そして、角が四角く、ぶつかると痛い です。

モビルスーツで言うと、ビクザムか、デストロイといったところでしょうか。

照射時の音がまたすごく、 「バシュッ!」 ときますので、子供ならまず泣くでしょう。

機械好きの私には、なんとも萌える一台ですが、
なんせ場所をとるんで、周囲からは敬遠されているような・・・
通っていただいている患者さんたちからも、「なんだか、狭くなったわねぇ」との声もちらほら・・・

そこをなんとか、暖かい目で見てあげてください。
この子は、やれば出来る子なんで、きっと皆様の役に立つ日が来るはずです。

ただ、ぶつからないように気をつけてください。

ぶつかると結構痛いです。

日本一のイケメン

先日の日記で、入学式の時の私のスーツ姿を載せると書きましたが、

あれは撤回させていただきます。

理由は、

「わざわざ、人目にさらす程のものではなかった。」

からです。

まあ、そりゃそうですよねー、おっさんですものねー。

それでも、我が娘は、(機嫌がいいときには)

「パパは、宇宙一のイケメン。」

といってくれます。

彼女のイケメン判定は結構厳しいので、嬉しい限りです。

(先日美容院で髪を切ってくれたのが若いお兄さんで、彼女は興奮して、カット中、ハイテンションで、ずっとしゃべり通しでした。そのくせ、終わって店を出てから一言「今のお兄さんは、ぎりぎりイケメンだね。」)

で、ウチの嫁に、誰が一番のイケメンか、聞いてみたところ、

「イケメン?・・・・そりゃあ、日本一のイケメンは、彼でしょ。

・・・・諭吉でしょ。」

非常に、キビシイッ!(財津一郎風に)

入学式

娘の入学式(小学校の)いってきました。

最近の入学式って、ずいぶんあっさり系というか、

「たのしく・やさしく・肩肘張らず」というかんじなんですね。
まあ、小学校のはそんなものでしょうか?

もっと、

初日から「鬼瓦」とあだ名のつく学年主任の先生や、

生徒が二人倒れるまでは挨拶をやめないPTA会長
みたいなのを想像してたので、拍子抜けでした。
校長先生も優しい女性の先生でしたし・・・

でも、桜がしっかり咲いていて、いい入学式でしたよ。

ところで、式の最後に校長先生・担任の先生と一緒にクラスの記念写真をとったのですが、・・

同じ、1年生でも、男の子と女の子では、写真のとられ方が全然違うんですね。

まあ、女の子みんながというわけではありませんが、

クラスの何人かは、確実に、写真を撮られるときだけ、

目が50%増しで大きくなり

口角がきゅっとあがった、いわゆる「えびちゃんスマイル」になります。

(えびちゃんスマイルとは、別に「モデル笑い」といわれるもので、
笑顔を作る際に、口を真横に引っ張ると顔が大きく見えてしまうため、口を無理やりななめ上45度に引っ張ってブーメランのような形にして笑う笑い方です。
モデルさんの笑顔は、みんなこうですが、

本当に笑った時は絶対にこんな顔にはなりません。

男の子は、半分口あけた呆けた顔で写真に写っているというのに、

女の子は、小学校に入学する時から、このスキル所持。

差がつきすぎですね。

で、もちろん、ウチのお嬢様は、ばちばちに口引き上げて写真に撮られていました。
娘の保育園から一緒の友達もみなそんな感じですし、知らない同級生にもなかなか手ごわそうに瞳ばっちりの子もいます。

しかし、そんな中で、一番の瞳面積増加率と口角上昇率を見せていたのが

真ん中に座っていた、校長先生でした。

まあ、校長先生も女子だもんねー。

ワシントンから

結婚式後に連絡の途絶えていた後輩から、メールが届きました。

「森先生のブログ読みました。」

彼は、私の舎弟ですが、身分的には偉い先生なので、ずうずうしくも
ワシントンDCに留学しているのです。

身内とはいえ、海外でも読まれているとは、なんてすごいんだマイ日記

「連絡がないって、何回かメールしてるじゃないですか!」
そうだっけ、・・そういえば、彼の名前に良く似たスパムメールがあったような・・。

「ワシントンDCは、今週から桜祭りです。」

ぬぁにー!留学自慢かー!!確かに、私は留学したことはありゃしませんがー!

べ、別に、うらやましくなんかないんだからな!

うちの娘だって、ハワイより、ハワイアンセンターの方が好きだっていってるし、

アメリカに住んだりしたら、本郷奏多のでてくる生徒諸君!だって見れなくなるし、

大体、ワシントンの桜祭りなんて、きっと、
「みんなで桜の木を切って、みんなで正直にごめんなさい」
ってやるツンデレ祭りなんだろ、

結論:やっぱりウチが一番です。

ところで、明日は娘の入学式です。

次回!

可愛すぎて誘拐されると困るので、娘の晴れ姿は掲載できませんが、

かわりに、年に1度もない私のスーツ姿&眼鏡男子なところをドドンとアップロードいたしたいと思います。(眼鏡男子って、おらはもう38歳ですが・・・)

乞うご期待!

嫁ときのこ

dr_mori2007-04-02

えーと、この間の日記で、妻ではなく嫁と表記するのがネットのマナーと書きました。

もちろん、はっきりとしたソースのある話ではないので、軽く流していただければよいのですが、

簡単に、妻と嫁の違いを説明すると・・・

浮気するのが「妻」。(しかも、今週)

浮気しないのが「嫁」。(少なくとも、今週中には)

しかし、接頭語に「鬼」がつくのは「嫁」だけです。

ところで、うちの嫁ですが、
ネットでなにやら怪しいものを買ってきました。

いわく「今、すごい流行っていて、品切れ状態。」

品切れなのに、なぜ買えたのかは、わかりませんが、

段ボール箱に、ビニールに包まれた木が二つ。

ところが、それから見る見る1週間で、写真の状態に!

「えのき」です。

どうやら、えのきだとか、しいたけとかのきのこを栽培するキットらしいのですが・・・

この「きのこ」達、日に日に伸びています。

一度、生えたものをほとんど採って食べたのですが、3日ほどでまた元のように増えていました。

なんだか、昔読んだ魔夜峰央の漫画に人体に寄生して増えるきのこの話がありましたが、それを思い出して、ちょっと気持ち悪いです。

ほんとに、流行ってるんでしょうか?

なんか、 「もし、自分の体に生えてきたらどうしよう。」とかって、つい、自分の腋とかチェックしてしまいます。
(きのこって、湿気の多いところに生えるじゃないですか、でてくるなら、絶対腋だと思うんですね。)

いつのまにか、腋毛が「えのき」になっていたら・・・・

みなさんの腋は大丈夫ですか?

桜満開ですね

桜満開ですね。

中央林間近辺は良いお花見スポットに恵まれないです。
一番綺麗な桜は、娘の保育園の桜です。

大きさといい枝振りといい見事な桜なんですが、今年で娘も保育園卒業です。
近所ですから、見納めとまでは言いませんが、ちと淋しい感じです。

それにしても、何で日本人て、こう桜好きなんでしょう?

カラオケに行くと
「さくら」「桜」「SAKURA」ってやまほど、歌がありますよね。
下手すると、本1ページくらい全部さくらです。
しかも、どれもいい曲なんですよねー。

でも、1曲くらい

「梅(うめ)」とかあっても、ばちは当たらないと思うんですが

・・・「UME」とか

だめっすか?そっすか。

そういえば、ここんとこずいぶんカラオケにも行ってません。

前に行ったのは、去年7月に、後輩の結婚式の余興の練習に行った時で、

越路吹雪の「愛の賛歌」を、2時間練習しました。

一人で行くのは嫌だったので、嫁に(以前は妻と表記していましたが、配偶者は「嫁」と表記するのがネットのマナーだそうなので、それに従います。)ついてきてもらいました。

嫁はカラオケ好きなので、自分でも歌いたかったようですが、大事な練習日なので我慢してもらい、ビールだけ飲んでてもらいました。

私は、ひたすらに「愛の賛歌」を歌い、

嫁は、ひたすらに生ビールを飲む。

今から、思うと、店員さんは戸惑ったことでしょう。

(あれ?・・この部屋の注文、また生ビール・・

で、あれ?・・歌ってる曲は、また「愛の賛歌」・・・

これって・・・・・・・もしかして・・既視感(デジャビュー)!!)違います

今度、是非この日記を読んでくれている皆さんとカラオケ大会がやりたいです。

参加者は各自、自分の持っている桃太郎の本細かくは指定しません)を持参のこと。

ちなみに、練習の甲斐あって、「愛の賛歌」は式場では拍手喝采でしたが、それ以降、後輩からは連絡がありません。

5000ヒット、ありがとうございます

dr_mori2007-03-27

忙しくしておりましたら、いつのまにか5000ヒット越えておりました。

実質何人の方に見ていただけているのかわかりませんが(もちろん、もう少しお金を払ってオプションをつければ調べられるんですが、めんどくさくてしておりません)、何の役にも立たない個人的な日記にお付き合いいただきありがとうございます。

しかし、最近は、日記というよりネタ帳に近くなっていますが・・・

そういえば、ある人に、「これは、本当に当人が書いているのかとても、医者が書いたものだとは思えない。」といわれました。

ほめ言葉として受け取っておきます。
一字一句、文字の大きさから色にいたるまで、私の自作です。

プロフィールにもありますが、私は文章を書くのが好きで、一冊本も出しています。

「日本一泣かせる桃太郎の話」

というやつで、自慢じゃありませんが、この日記のヒット数の十分の一も売れてません。

(まだ、Amazonとかでなら買えるかと思います。今すぐhttp://www.amazon.co.jp/へ、レッツ・ゴー!)

レッツ・ゴーしました?・・いや、別に、無理にとは言いません・・・

ピアス・デビュー

dr_mori2007-03-23

時節柄、うちのクリニックにも、はじめてピアスをあけるという人が沢山いらっしゃいます。

最近は、高校生でもピアスOKというところもあるようで、15-6歳の女の子も結構多いです。

ネットの掲示板で、時々「ピアスはどこであけてもらうのがよいですか?」
というのを目にします。
もちろん、正解は「皮膚科の病院で」となるわけですが、

そういうのを見るたびに、私は、私のピアスデビューのことを思い出します。

今では、一般的なファッションのピアスですが、私が高校生の頃はそうではありませんで、ピアスというのは不良のやるものでした。

(20年も前の昔だったからか、長崎県の田舎町だったからか、おそらくその両方でしょう。)

私は、当時、学校の近くに下宿をしていました。
学校では、完全に優等生だったのですが(笑)、バンドをやっていたせいで、不良っぽい生徒にも付き合いがありました。

その中に、サイトー君がいました。彼は、そっち系のグループの中では中心人物で、めったに話したこともありません。彼がいきなり、学校の廊下で

モリカツ(私のことです)、今度ピアスあけてよ。」

その時すでに、私は医学部志望でしたし、家が皮膚科医です。
サイトー君は、それで、そんなことを言ったんだと思いますが、

しかし!
肉屋さんの息子だからって、牛がさばけるわけじゃないし
パイロットの息子だって、そらがとべるわけじゃないでしょう。

でも、サイトー君は、そんな理屈が通用する人ではありません

「お、お、おK」私には、そう返事するのしかありませんでした。

その晩、わたしは下宿の部屋で頭をかかえました。
今と違って、インターネットも無く、ピアスのあけ方なんて調べようもありません。

だからって、いまさら出来ないとはいえないし、やってみて途中で失敗なんていうのは一番の最悪です。

こうなったら、できることはただひとつ

 「じぶんの耳にあけてみる」 

予習を欠かさない優等生ならではの解決法です。

早速、わたしは、街に出て、やすもののピアス安全ピンマキュロンを買ってきました。

20年前の田舎には、
ファーストピアスとか金属アレルギーという現代の常識は存在していませんでした。

耳たぶを消毒して、安全ピンを右耳に押し込みます。
痛いですが、サイトー君やそのお友達の皆さんの顔を思い出すと、全然耐えられる範囲です。

耳たぶの後ろに針が出てきたんで、抜いてピアスを入れようと思ったのですが、
穴が小さいらしく、まだ通りません。
そこでもう一回、安全ピンに付け替えて、
「えいや。」と力を込めました。すると、

「ブチッ!」

という大きな音がして、耳たぶに安全ピンが貫通しました。

ちょっと血が垂れてきて、脱力感というか、やっちゃった感がいっぱいです。

結局、その日はもう何もする気にもならず、耳に安全ピンをぶらさげたまま、一日を過ごしました。

さて、それからどうなったか?サイトー君に無事にピアスをいれることが出来たのか?
じつは、全く記憶が無いんです。
記憶がないってことは、サイトー君の「ピアス空けてよ」というのは単なる気まぐれで、いつのまにかなかった話になったのかもしれません。

ちなみに、サイトー君はいつの間にかテレビでみかけるようになり、芸能人になっていました。(写真)

で、「ピアスをどこであけるのが良いか?」です。

医者の立場としてでなく、一個人としては、 「若者だったら、失敗してもいいから自分であけてみたら?」 とか、 「こいつに頼んで失敗するんならしょうがないっていうくらいの友達っていないの?」 とか、無責任なことを思ったりします。

今回は落ちなしです。