今日、土曜日は生ゴミの日です。
私は、クリニックまで徒歩で通っているんですが、
いつも通るところに、ゴミの日には必ず、ゴミが荒らされているところ(アパート)があるんです。
生ゴミの日もそうですが、プラごみの日も必ずです。
それが、人間が荒らしたわけではなくて、どう見てもカラスの仕業。
2,3mはなれた、他のうちのごみは無傷なので、不思議です。
カラスは頭いいですから、
もう、そこが餌場だと認識しているのでしょうか?
それとも、もしかして、
・・カラスに恨まれている人間が住んでいるのでは!
実は、私の知り合いで、以前カラスの恨みを買って復讐されたという人がいます。
その人は、以前私が勤務していた川崎市の病院の同僚で、やはり皮膚科医でした。
非常に、体格が良いというか、ふくよかな女医さんで、
名前を挙げるわけにはいかないので、仮にXL先生としておきましょう。
XL先生が、朝通勤のために家を出たところ、一羽のカラスと目が合ったのだそうです。
彼女は、性格的にもよく患者さんとけんかするようなところがあって、
デジモンのタイプで言うと、データでもワクチンでもなく明らかにウィルスタイプでした。
そんなXL先生とカラスは、ガンの飛ばし合い。
ところが、次の日も、その次の日も、カラスはXL先生の家の前におり、
そのたびに、にらみ合いです。
ある日、とうとう切れたXL先生はカラスに石を投げました。
石はカラスには当たらなかったのですが、カラスは逃げ去り
XL先生は
「勝った!」
とご満悦だったそうです。
ところが、その翌日です。
XL先生が、通勤ラッシュの田園都市線にのると、
不思議と周りの人がよけてくれます。
座席の前に立つと、座っていた人がそそくさと立ってくれて、
珍しく座ることができました。
おかしいな、とおもって病院に着いて鏡を見ると、
XL先生の頭には、鳥の糞がべったり!
「ぜったい、カラスのしわざなのよ!」
絶対に、作り話だとおもったのですが、
他の先生から
「俺見たんだよ!
XL先生が歩くと、モーゼの十戒みたいに、お客さんの海が割れていくんだ!
すごかった!」
という証言があったので、どうやら実話のようです。
カラス、恐るべし。
しかし、とうのXL先生は、
「おかげで、電車座れてラッキーだったわー」
人間もまた、恐るべし