訃報とお礼

つかこうへいさんがお亡くなりになりました。

私が今まで読んだうちで、一番泣いて笑った本が
つかこうへいさんの
ジャイアンツは負けない」でした。

今は流通していないので、
たぶん絶版、もしくは発禁にでもなったのかもしれません。
ご冥福をお祈りいたします。

話はガラリと変わって

先日、うちのクリニックにきていただいてる患者さんに「娘さんのおやつにどうぞ」といただきものをしました。
それを持って帰ったところ、
「ワタシがもらったものだけど、パパも食べていいわよ。よかったわねえ、娘が人気者で」
と上機嫌で、
「ちゃんと、いただいた方に『娘が大変喜んで、おいしくいただきました』ってお礼しといてよ!」
まるで、おまえはオレの母親か、っていうくらいにシツコクいわれました。

なのでこの場をお借りして、
Hさん、どうもありがとうございました。私もおいしくいただきました。

看板!!

ええと、
クリニックのあるビルの屋上に
ウチのクリニックの看板をつける事になりました。

今まで「英会話のジオス」の目立つ看板があったところです。

大家さんから、
「ジオスが倒産したので代わりにどう?」
という話をいただいて、
正直、医療機関ってのはあんまり目立つもんじゃない、
という気持ちもあり迷ったのですが、
クリニックの場所が分かりにくいという声もあって
思い切ってつけることにしました。

クリニックのイメージカラーの緑と
ビルのイメージのピンクを合わせたデザインです。

工事は明日だそうですが……どんな風にできることやら
天気も心配です。

借り暮らしのアリエッティ

ええと、私はアニメとかよく見るんですが、
ジブリアニメは、ほとんど見ません。

それでも、シーズンになるといろんなトコから
新作ジブリアニメ情報が入ってきます。
で、今回の「借り暮らしのアリエッティ」ですが、
その入ってくる前情報からは、どうにもそそられない、
というか、いったいどの辺りの層を狙っているのかピンと来ないですよね。

例えば、ポニョだったらファミリー向け、
もののけ姫だったらファンタジーが好きな人向け、
耳をすませばだったら、恋愛物が好きな青少年向け

となんとなく狙いどころがわかるんですが・・・

そんなことを嫁につぶやいたところ、
嫁は言いました。(彼女は、まったくアニメのこともジブリのことも知りません)

「借り暮らしのアリエッティでしょ。それは、あれよ。今までずっと賃貸アパートに暮らしていたアリエッティが、一念発起して持ち家を建てるために奮闘する話よ。毎日の生活を切り詰めて貯めた資金を元手に、FXで大勝負して大金を手に入れて、念願のマイホームを手に入れるの。ところが、ラストのどんでん返しで、その家が欠陥住宅なのよ。地震でマイホームは倒壊し、アリエッティは、また借り暮らしに戻るの。泣かせるわねえ」

 そんなアリエッティなんて、有り得・・・失礼

ちょっと前の話

ファミレスで、子供らとご飯を食べてると
隣に、高校生ぐらいの男子2名・女子1名が座ってた。

どうも、「レッド・クリフ」を見たばかりらしく
劉備がなんたらとか、孔明がなんたらとか話している。

すると不意に女子が

「アタシのモトカレさあ、両親が三国志のファンで、名前を諸葛孔明から取ったって言ってたんだけど・・・」
「へぇー、なんて名前」
「亮っていうんだよね。どこが、孔明から取ったのかわかんなくない?」
「亮じゃ、全然カンケーねえじゃん」
「大丈夫なのか、その両親」
「うーん、ちょっと変わった子だったかなー」

隣でその話を聞いてて、
超ストレスがたまりました。
心の中で「あざな!、諸葛孔明の字は、亮!」と
叫んでいましたが、まさか声に出すわけにもいかず・・・

まあ、亮君も次はいい彼女が見つかるといいよね。

セクシー一家

最近、我が家ではセクシーが流行っています。

きっかけは、嫁の一言でした。

「左手でできることを右手でやるのって、セクシーなんだってね」
ちょっと聞いただけでは意味不明ですが・・・

たとえば、
右のほっぺが痒い時に、左手で掻くとか
テーブルの左側に置いてある醤油を右手でとるとか、
ちょっと身体をひねる動作が入ると、セクシーに見えるらしいんです。

皆さんもお試しになってみてください。
言われて見れば、確かにその通り、

それ以来、私や嫁、中学生の息子から小4の娘に至るまで、何をするにもひねるひねる

左の鼻の穴をほじる時にも右手でやるくらいの勢いで、家中そろってセクシー大会です。

ちなみに、気がついたんですが、
その理論で行くと、最高にセクシーなダンスは

野球拳」ですね。

あの「やぁきゅうぅう、すぅーるなら」のところの手を左右にする振り付けは、究極の左を右、右を左です。奥が深い。

読売ランド

息子が修学旅行で京都に行きました。
娘があんまりうらやましがるので、とりあえず読売ランドに連れて行ってお茶を濁すことに。

で、娘と一緒にいろんなアトラクションに乗ったのですが、この年になると回転系がきつい。
ジェットコースターとかは、まだいけるんですが、鎖につるされた椅子がグルグル回るやつ(どの遊園地にもありますよね)は全然ダメでした。回っているうちに、魂だけ後ろに置いてかれて、一週回って魂が身体に戻ってくる。そんなカンジです。

終わって、放心状態の私を見て娘は「パパはもう年だから無理しなくていいよ」
優しいんだか、優しくないんだか・・・

ちなみに、その日はイベントがあったらしく、園内にアニメのコスプレをした人たちがウヨウヨねり歩いていました。パレードみたいで楽しかったですよ。娘と嫁に自分たちでコスプレするなら何がいいか聞いてみたところ、
口をそろえて、

キャッツ・アイがいい!」

だそうです。私は髪が短いので愛ちゃん役だそうです。

娘 in カラオケ

このあいだ、嫁と娘の三人でカラオケに行ってきました。(息子は部活で不参加)

私と嫁のレパートリーは、もっぱらラルクアンシエル小沢健二です。

娘は、いますっかり嵐のファンなので「monster」とか「love so sweet」とかを歌うわけなんですが、

「私、この歌歌いたい!」
と言って、こっそりリクエストした曲が

さそり座の女でした・・・・なにゆえ?

そして、本日の彼女の名言

「AKB48って、何が48なの? 平均年齢?」

そんなAKBはイヤ・・・

5/20 県民ホール・小沢健二

小沢健二のライブに行ってきました。
十三年ぶりに活動再開とのことですが、
私が聴いていたのは、「LIFE」のアルバムまでなので
もう十五年ぶりくらいになります。

会場の県民ホールは超満員、

ただ、私がときどき行くラルクアンシエルのライブと明らかに違うところは、

1)お客の年齢層が高い
そりゃ、そうでしょう。なんたって、十三年前に若者だった人間の集りですからね。

2)お客のファッションにボーダー柄が異常に多い
渋谷系といえば、ボーダーですよね。でも、みんな年がいってるんで、ピンクとか派手な色のボーダーは着れないらしく、ほとんどが白黒の横縞なんです。「心霊君」ぽいっていうか、お葬式っぽいカンジになってました。

3)ドスコイ率高し
これは、たまたまなのかもしれませんが、私の前・後ろ・右隣と三方をかなり体格のいい女性に囲まれていました。だからって特に害があるわけじゃありませんし、私の腹も相当で人のことは言えません。むしろ「もしかして、この区画はデブ専?」と心配になってしまいました。

ライブの中身は、
エッセイの朗読があり、微妙な新曲があり、ヘンなアレンジありで
完全復活とまでは行きませんでしたが、
それでも、昔の曲が始まると、40になって額の広くなった小沢さんが、
昔のままの王子様にしか見えなくなるから不思議です。
客の方も大変な盛り上がりで、それまでのクタビれた感じはどこへやら、
最初から最後まで立ちっぱなし、叫びっぱなし、手ぇ叩きっぱなしでした。

それにしても、覚えてるもんですねえ。
今夜はブギーバック」とか、みんなフツーにラップのトコ歌ってましたよ。

メジャー・ダイエット

GW何してましたか?

私は、実家に帰っておりました。

帰っては見たものの、特にすることがあるわけではなく

ボーっとテレビを見てたら、メジャーの映画版をやってました。

あ、メジャーっていうのは、漫画のメジャーです。野球漫画の。

で、なんだかすっかりハマって、原作の漫画を1巻から買い始めたのですが、

なんと、メジャーは現在75巻まで出版されていて、なおも連載中なんだそうです。

これから、あと70巻以上をそろえるのか?

非常に悩みどころだったのですが、

ズバリ、ひらめきました。

題して 

メジャー・ダイエット

まあ、簡単に言うと、昼ごはんを抜いて漫画代にあてるっていう話です。

でも、それだけじゃありません。

私の買ってきたメジャーを読んでいた娘が、

「パパ、野球やりたいから、グローブ買って!」

と言い始めました。

まあ、運動嫌いの娘のことですから万が一にも本当に野球をするなんてありえませんが、

もし、グローブを買わされた日には、

昼ごはんを食べられるようになるのは何ヶ月先になることやら・・・

うーん、ダイエット成功間違いなしですね!

ちなみに、娘は野球のルールなんて知らないはず。

ルールわからないのにメジャー読んで楽しいの?と訊いたところ、

「ルールくらい大体わかるけど、試合のところは飛ばして読んでるから」

だそうです。

俺様とナルシスト

子供って、覚えた言葉をすぐ使いたがりますよね。

ウチの娘は、食事時に今日学校であったことを報告してくれます。

いつもは「○○ちゃんは、××君が好き」とか

「□□さんは、△△君を狙ってる」とか、

心底どうでもいい小四の恋愛話ばかりなんですが・・・・

「わたしの担任の先生ねえ、すごいナルシストなんだよー」

「はあ?」

「図工の時間にね

『先生の言うとおりに絵を描いたら、今までの人生で一番上手な絵が描けます』

って言うんだよ!  ナルシストだよねえー!」

それを聞いていた嫁が、娘を諭しました。

「うーん、そういうのはナルシストとは言わないかな。俺様っていうんじゃないの?」

なるほど、的確な指摘です。さらに続けて

ナルシストっていうのは、

『さあ、先生を絵に描きなさい、

そうすれば、今までの人生の中で一番美しい絵が描けます。

だって、先生は、この世で一番美しいんだから!!』

って言う人のことよ」

うーん、わかりやすい例えだけど、小四の娘にそこまで説明する必要ある?

ちなみに、娘が先生の言う通りに描いた絵は今までで一番上手に描けたそうです。