昨日3月31日で、私の故郷で医師を務めていた父が退職しました。
父の開業した皮膚泌尿器科医院はだいぶ前に皮膚科医の弟が継承していて、泌尿器科の患者さんだけを父が診療していたのですが、それも無事後任の先生に引継ぎができ、60年の医師生活にピリオドを打つことができたのでした。
医師になって60年、医院を開業してから45年ですから、今の私の倍以上、ちょっと気の遠くなるような話です。
そんなにも長い期間、地域の医療を支えてきた父には本当に頭が下がります。
もちろん家族の大黒柱としても、その稼ぎで私は当時は珍しい私立中学に行かせてもらいましたし、今ちょっと考えても金銭的な苦労をした記憶はありません。
本当にありがとう。そして、お疲れさまでした。
それと同時に、事務長として医院を支えていた母も退職しました。
これも45年間。
(ちょうどタモリ倶楽部が最終回で40年半だそうですから、それより全然長いんですよね)
本当にお疲れさまでした。
私もあと30年……は、さすがに無理かもしれませんが、
できるだけ、二人に恥ずかしくないように頑張ります。