森皮フ科クリニックが開業してそろそろ1年。昨年の今頃は、開業の準備に追われていました。
この1年で、私は久しぶりに本を沢山読みました。
1年の読書数が100冊を超えたのは、大学浪人したとき以来で、これもひとえに、
クリニックが暇だった
おかげです。(でも、不思議と混んじゃってお待たせしちゃうときもあるんですよね。ほんとに申し訳ないです。暇なときはガラガラなんですけどねー。)
で、本を読み始めて気がついたんですが、昔読んだ本で面白かったからまた読みたいなー、と思っても手に入らないものって結構多いんです。絶版だとかって。
例えば、有名ないとうせいこうさんの「ノーライフキング」も絶版で、ネットオークションでさがして手に入れました。350円でした。
オークションでも手に入らないものもあります。
例えば、つかこうへいさんの「ジャイアンツは負けない」。
まあ、これは学生時代読んだときから、良くこんなもの出版できたなと。内容は、つかこうへい本人が、V9時代が終わった後のジャイアンツの監督に長嶋茂雄を押しのけて就任するというもので、実名はとびかうし、差別用語のオンパレードだし、無茶苦茶で、でも面白かったです。
つか監督が荒川コーチに負けじと王貞治に三本足打法をつかわせようとするところや、長島監督が帰ってきて王貞治が四打席四本塁打を打つ場面は、涙なしでは読むことが出来ません。
何とか、また読みたいんですが…