あの「始末人シリーズ」の明智抄先生が……

 今から35年ほど前、「花とゆめ」は漫画文化の一つの頂点を極めていました。

 少女漫画の枠に収まらない数々の傑作たちで、巻頭から巻末までがびっしり埋め尽くされていたのです。

 その中において、明智抄先生の作品はけして四番バッターではありませんでした。

 どちらかというと人気は少ない方だったと思います。

 けれどその独特な世界観と予測不可能なストーリー、そしてニヒルでクールでユーモラスでやがて悲しいセリフ回しは、心にひっかかってなぜだか忘れることができず、いつのまにか私は先生の作品のとりこになっていました。

 きっと、そんな自称マニアックなファンが大勢いたことだろうと思います。

 なかでも「サンプルキティ」は、読む人間の心をえぐる怪作でした。

 

 そんな明智抄先生が、去る八月お亡くなりになったそうです。

 思えば、先生が花とゆめに連載をなさっていたのは、昭和の話。夭折と言うほどではありませんが、惜しい人が逝ってしまわれました。

 御冥福をお祈りいたします。

 

 

男性に優しい社会

今の日本社会は、どうしてこんなに男性にだけ優しいのか? 

 と思わず首をかしげたくなる話をします。

 

 男性型脱毛(いわゆる若ハゲ)というのは実は男性にも女性にも起こります。

 しかしその治療薬は男女別なんですね。

 男性の場合、ザガーロやフィナステリドという内服薬でかなりしっかり治療することができます。

 ところがこれらの薬は、女性の男性型脱毛の患者さんは触ってもいけないんです。したがって女性の方の男性型脱毛は非常に治療が困難です。

 

 で、このたび、です。

 その男性の男性型脱毛の特効薬「ザガーロ」のジェネリックにあたる薬が処方できるようになりました。

 ジェネリックですから効き目はほぼそのままで、お値段が安い。

 で、どのくらい安いかと言うと、ちょっと「えっ」ってなります。

 今まで1か月分12100円してたのが、5500円!半額以下です!

 フィナステリドよりも安くなりました。

 

 いやぁ、普通物の値段って徐々に上がっていくもんですよね。

 それがこんなに急に安くなるなんて!

 この値段だとちょっとした育毛剤を買うより安いはず。

 これを、男性に優しい社会と呼ばずしてなんと呼べばいいのでしょう!

 

 

 それはさておき、森皮フ科クリニックはもちろん女性にも優しくします。

 今月のおススメ治療はボトックスリフト。

 プチしわ取りがおまけについてくるやつです。

 興味がある方はクリニックまでご連絡ください!

 電話番号が変わっていますよ、新番号は046-259-8600です!