陽気な悲観主義者

最近、暗いというか、恐ろしいというか酷いニュースが多すぎます。

あまりに酷いので、少し報道規制でもしたほうが良いのでは、と思うほどです。

ウチのクリニックの常連さんにも、「最近のニュースを見ると、鬱になる。」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

本当にその通りです。

そんな時に、気分をしっかり持つためには、「陽気な悲観主義」がお奨めです。

よく、悲観主義と楽観主義はグラスに半分の酒にたとえられます。

悲観主義者は、 「あと半分しかない」 。楽観主義者は 「まだ半分ある」 。

では、陽気な悲観主義者はというと、

「あと半分しかない!

けど、この酒まずいから、まあいいや。」

と思うわけです。

暗いニュースを聞いても、

「まあ、もともと、人間なんてろくなもんじゃないから、よくやってるほうだよ。」

と考えて、鬱にならないようにしましょう。

ちなみに、皆さんの「半分の酒」はどんなですか?

私はお酒はほとんど飲みませんが、私の周囲の人間はほとんど

「あと半分しかない!

早く次の1杯を頼まなきゃ!店員さん呼んでー!」

という、「迷惑な悲観主義」の方ばっかり……