桜満開ですね

桜満開ですね。

中央林間近辺は良いお花見スポットに恵まれないです。
一番綺麗な桜は、娘の保育園の桜です。

大きさといい枝振りといい見事な桜なんですが、今年で娘も保育園卒業です。
近所ですから、見納めとまでは言いませんが、ちと淋しい感じです。

それにしても、何で日本人て、こう桜好きなんでしょう?

カラオケに行くと
「さくら」「桜」「SAKURA」ってやまほど、歌がありますよね。
下手すると、本1ページくらい全部さくらです。
しかも、どれもいい曲なんですよねー。

でも、1曲くらい

「梅(うめ)」とかあっても、ばちは当たらないと思うんですが

・・・「UME」とか

だめっすか?そっすか。

そういえば、ここんとこずいぶんカラオケにも行ってません。

前に行ったのは、去年7月に、後輩の結婚式の余興の練習に行った時で、

越路吹雪の「愛の賛歌」を、2時間練習しました。

一人で行くのは嫌だったので、嫁に(以前は妻と表記していましたが、配偶者は「嫁」と表記するのがネットのマナーだそうなので、それに従います。)ついてきてもらいました。

嫁はカラオケ好きなので、自分でも歌いたかったようですが、大事な練習日なので我慢してもらい、ビールだけ飲んでてもらいました。

私は、ひたすらに「愛の賛歌」を歌い、

嫁は、ひたすらに生ビールを飲む。

今から、思うと、店員さんは戸惑ったことでしょう。

(あれ?・・この部屋の注文、また生ビール・・

で、あれ?・・歌ってる曲は、また「愛の賛歌」・・・

これって・・・・・・・もしかして・・既視感(デジャビュー)!!)違います

今度、是非この日記を読んでくれている皆さんとカラオケ大会がやりたいです。

参加者は各自、自分の持っている桃太郎の本細かくは指定しません)を持参のこと。

ちなみに、練習の甲斐あって、「愛の賛歌」は式場では拍手喝采でしたが、それ以降、後輩からは連絡がありません。

5000ヒット、ありがとうございます

dr_mori2007-03-27

忙しくしておりましたら、いつのまにか5000ヒット越えておりました。

実質何人の方に見ていただけているのかわかりませんが(もちろん、もう少しお金を払ってオプションをつければ調べられるんですが、めんどくさくてしておりません)、何の役にも立たない個人的な日記にお付き合いいただきありがとうございます。

しかし、最近は、日記というよりネタ帳に近くなっていますが・・・

そういえば、ある人に、「これは、本当に当人が書いているのかとても、医者が書いたものだとは思えない。」といわれました。

ほめ言葉として受け取っておきます。
一字一句、文字の大きさから色にいたるまで、私の自作です。

プロフィールにもありますが、私は文章を書くのが好きで、一冊本も出しています。

「日本一泣かせる桃太郎の話」

というやつで、自慢じゃありませんが、この日記のヒット数の十分の一も売れてません。

(まだ、Amazonとかでなら買えるかと思います。今すぐhttp://www.amazon.co.jp/へ、レッツ・ゴー!)

レッツ・ゴーしました?・・いや、別に、無理にとは言いません・・・

ピアス・デビュー

dr_mori2007-03-23

時節柄、うちのクリニックにも、はじめてピアスをあけるという人が沢山いらっしゃいます。

最近は、高校生でもピアスOKというところもあるようで、15-6歳の女の子も結構多いです。

ネットの掲示板で、時々「ピアスはどこであけてもらうのがよいですか?」
というのを目にします。
もちろん、正解は「皮膚科の病院で」となるわけですが、

そういうのを見るたびに、私は、私のピアスデビューのことを思い出します。

今では、一般的なファッションのピアスですが、私が高校生の頃はそうではありませんで、ピアスというのは不良のやるものでした。

(20年も前の昔だったからか、長崎県の田舎町だったからか、おそらくその両方でしょう。)

私は、当時、学校の近くに下宿をしていました。
学校では、完全に優等生だったのですが(笑)、バンドをやっていたせいで、不良っぽい生徒にも付き合いがありました。

その中に、サイトー君がいました。彼は、そっち系のグループの中では中心人物で、めったに話したこともありません。彼がいきなり、学校の廊下で

モリカツ(私のことです)、今度ピアスあけてよ。」

その時すでに、私は医学部志望でしたし、家が皮膚科医です。
サイトー君は、それで、そんなことを言ったんだと思いますが、

しかし!
肉屋さんの息子だからって、牛がさばけるわけじゃないし
パイロットの息子だって、そらがとべるわけじゃないでしょう。

でも、サイトー君は、そんな理屈が通用する人ではありません

「お、お、おK」私には、そう返事するのしかありませんでした。

その晩、わたしは下宿の部屋で頭をかかえました。
今と違って、インターネットも無く、ピアスのあけ方なんて調べようもありません。

だからって、いまさら出来ないとはいえないし、やってみて途中で失敗なんていうのは一番の最悪です。

こうなったら、できることはただひとつ

 「じぶんの耳にあけてみる」 

予習を欠かさない優等生ならではの解決法です。

早速、わたしは、街に出て、やすもののピアス安全ピンマキュロンを買ってきました。

20年前の田舎には、
ファーストピアスとか金属アレルギーという現代の常識は存在していませんでした。

耳たぶを消毒して、安全ピンを右耳に押し込みます。
痛いですが、サイトー君やそのお友達の皆さんの顔を思い出すと、全然耐えられる範囲です。

耳たぶの後ろに針が出てきたんで、抜いてピアスを入れようと思ったのですが、
穴が小さいらしく、まだ通りません。
そこでもう一回、安全ピンに付け替えて、
「えいや。」と力を込めました。すると、

「ブチッ!」

という大きな音がして、耳たぶに安全ピンが貫通しました。

ちょっと血が垂れてきて、脱力感というか、やっちゃった感がいっぱいです。

結局、その日はもう何もする気にもならず、耳に安全ピンをぶらさげたまま、一日を過ごしました。

さて、それからどうなったか?サイトー君に無事にピアスをいれることが出来たのか?
じつは、全く記憶が無いんです。
記憶がないってことは、サイトー君の「ピアス空けてよ」というのは単なる気まぐれで、いつのまにかなかった話になったのかもしれません。

ちなみに、サイトー君はいつの間にかテレビでみかけるようになり、芸能人になっていました。(写真)

で、「ピアスをどこであけるのが良いか?」です。

医者の立場としてでなく、一個人としては、 「若者だったら、失敗してもいいから自分であけてみたら?」 とか、 「こいつに頼んで失敗するんならしょうがないっていうくらいの友達っていないの?」 とか、無責任なことを思ったりします。

今回は落ちなしです。

「ゆほほ」リターンズ 

dr_mori2007-03-17

「なんとか還元水」とかいう高い水のことを耳にします。

事の真偽はともかく、あの悪人面の大臣は、いったいどういうつもりなんでしょう?
あそこまで、悪い態度・人相を全国に放送されて、次の選挙とか心配にならないのでしょうか?不思議です。

それはさておき、今日は、その「なんとか還元水」より高い水、

以前に日記に書いた、武雄温泉水100%の化粧水「ゆほほ」80g1000円の話です。(今は、ネットでもう少し安く買えるようです。)

早速使ってみました。

とりあえずのライバルと思われる、南フランスのアベンヌウォーターと比較して(南フランスには迷惑かもしれませんが)、若干霧の粒子がおおきい気がしますが、肌につくとすぐになじむので、ほとんど気になりません。使用後は肌がしっとりし、メイクの上からでも使用できますから、乾燥しがちなオフィスに1本置いておくと重宝すること請け合いです。

と、郷土愛たっぷりのレビューをしたところで、・・ ダメだし です。

商品は良いです。
ただ、同梱されてくるパンフレットというか、説明チラシというか・・・

そこに書かれているのは、武雄温泉に伝わる伝説で

源頼朝(写真)が武雄神社に戦勝祈願やってきた。途中、葦の原で、敵の兵士にこっそり弓でねらわれた。そのとき、一群の白鷺(郷土の天然記念物)が飛び立ったため、頼朝は敵襲を察知することが出来た。頼朝は、そのお礼にと武雄に温泉を開いた。」

という、武雄っ子なら誰でも知っているお話です。

何で源頼朝(写真)が、九州の、しかも武雄に来るんだ、という細かな突っ込みはさておき、

問題は、「ゆほほ」の購入者層が、いったいどんな人たちか ということです。

「ゆほほ」を買いたいのは、

若いおねーさんや、 そんなには若くないおねーさんや、 かつて若かったおねーさん達、 でしょう。

いっとくけど、

「おねーさん達は、頼朝(写真)には全然興味ありませんから。」

もっと、あるでしょう、女性ウケしそうな物は

通販に良くある体験談とか
外人モデルを使った南フランスっぽいイメージとか
本郷奏多とか、

地元出身者として、販売元の企業努力を切に願います。

ヒミツの花園

dr_mori2007-03-16

私は基本的に、テレビドラマをオンタイムで見ることはありません。
主な理由は、子供と一緒に9時ぐらいには寝ちゃうからですが、1話1話いいところで終わるのがじれったいというのもあります。

幸い、妻が毎シーズン何作品かをしっかり録画をしてくれているので、気になるドラマは暇なときに(たいがい本放送が終了してから)一気に見ます。

で、「ヒミツの花園」です。
これは、まだ終わってないようですが、2月末までの分を一気に見ました。
この見方だと、CMはもちろん、役者さんの長い溜めの芝居まで、どんどん飛ばせるので時間短縮になります。

もとは、お芝居で時折みかける堺雅人さんをみてみたいな、と思ったのですが、
(芝居出身の人がテレビにでるようになるのは嬉しいものです。)

テレビでも、堺雅人さんは全然芝居が変わりません。
「喜怒哀楽を笑顔だけで表現する。」
という必殺技が炸裂していて、いい男がちっともいい男に見えないから不思議です。

あと、最近のドラマはみんなこうなんでしょうか?
あきらかに男性の視聴者は眼中に無く、女性のみをターゲットにしたつくりで・・・・なんというか、男優さんたちのいいとこだけというか・・・

いや、もう、ぶっちゃけていいましょう。

ヒミツの花園には、堺雅人も、要潤も、もちろん釈由美子もなにもありません。

あえていおう、本郷奏多(写真)のためのドラマであると

主人公のはず、釈さんのサービスシーンは一切無し

そのかわり、テニスの王子様

お兄さんに向かって「僕のこと好き?」と聞いたり
深夜に釈由美子のうちにやってきて「来ちゃった。」といったり
なぜか男所帯にある女物のエプロンを着てでてきたり(これがあざといくらいに良く似合う、世に言う「エプロン萌え」です)

これじゃあ、ただの
本郷奏多ファン感謝祭やー(彦麻呂風に) 」

まあ、それが楽しめるからいいんですけどね。

探偵小説の「どんでん返し」とは、

荻原浩さんという作家さんの「ハードボイルドエッグを読みました。

「ハードボイルドエッグは、推理小説というよりは、探偵小説です。

探偵小説といえば、ラストの「どんでん返し」が醍醐味だ、と思います。

私が覚えている中で、一番のどんでん返しは、

ジョン・ダニングの「死の蔵書」のラストです。

(ちなみに、二番目は、ファイナルファンタジー7のクラウドが実は・・という奴です。)

「ハードボイルドエッグ」では、久しぶりに、目が覚めるような どんでん返し を味わいました。

ネタばれしない程度にいいますと、

主人公は、マーロウにあこがれるしがない探偵で、望まずしてペット探し専門となっています。そこに現れたのは、美人でナイスバディな秘書(と紹介するきまりのようです)。探偵と秘書は、いつのまにか、殺人事件に巻こまれて、ヤクザと対決する羽目に・・・

主人公の情けないおじさんぶりが、この年になった私には、ずっぽり共感できます。

また、探偵と秘書の掛け合いも小気味良く、読みやすいつくりです。

「こんな探偵小説はじめてだなー。」

そして、とうとう、クライマックス

事件の真犯人が明らかに、

と、そこで、思いもしないどんでん返しが!

「犯人は、○○さんなんだ!」

なにー!

なんと、その真犯人には、あきらかに見覚えがあります。

??俺は、この犯人を知っている・・・??そういえば、

「この本、前読んだことあるじゃん!」

そうです、以前に一度読んだことのある本だったんです。

うちに帰って、本棚探したら、やっぱり同じ本がありました。

まさか、ラストの謎解きになるまで気がつかないとは・・・

ぼけているのか・・・私は?
読み終わって、背筋が凍る、なんともスリリングな一冊でした。
(誰がうまいこと言えと、)

ルビーを買う

おそらく、一生に一度の買い物だろうと思って、ルビーを買うことにしました。

国内で手に入る最高級の品物です。

すごい光を放ちます。

どのくらいの大きさだと思います?

むちゃくちゃでかいです。

49x77x121cmです。

・・・・そんな馬鹿なとお思いでしょう。それとも、ばれちゃいました?

ルビーレーザーを買うんです。もちろんQスイッチつきの最高級品です。

もう、清水の舞台から飛び降りる心境です。

でも、車とか好きじゃないし、お金を使う趣味も無いし、

私の唯一の贅沢ですから。

これでバンバンしみを、とっちゃいます。

覚悟しておいてくださいね。

久しぶりです

久しぶりの日記です。
月初めは、レセプトという社会保険事務局に出す書類を作らなきゃいけないのと、家族が風邪ひいたり、自分も風邪ひいたりで大変でした。

さて、以前日記に書いた隣のビルですが、

まだ、工事してます。

すごいのは、雨どい?配水管?が2階までしか出来ておらず、1階部分は透明のビニールチューブがつないであって、そこをじゃんじゃん水が流れているのが見えることです。

ちなみに、塾の開校は3月6日、つまり、昨日だったようです。
2階部分は完成しているようなのですが・・どうなんでしょう。

ああいうのをみると、私が上京したときのことを思い出します。

最初に住んだのは東中野だったのですが、2月に合格発表があって、健康診断のため上京して、そこで学生課で紹介されたアパートを契約しました。

実は、このときそのアパートは工事中でした。
「まだ建っていない物件を契約するのは出来るだけ避けるべき。」という常識があることを知ったのは、ずいぶん後の話です。

そして、3月になって、引越しの荷物を配送し、単身、上京。
東中野とはいえ、佐賀出身の私にとっては大都会です。新宿の高層ビル群も見えています。

そして、新しい住処となるアパートに着いたとき、

まだ工事中でした。

もちろん建物はそれなりに出来上がっていましたが、周囲の工事がまだなのと、電気・ガス・水道がつながっていませんでした。

部屋に着くと、工事のおじさんに

「悪いけど、もう少しで出来るから、ちょっと外で時間つぶしてきてくれる?」

ネタじゃなく、本当にあった話です。
今ならありえないことですが、当時の私にはどうすることも出来ず、
とりあえず、東中野探検にでかけ、夕方になって戻ってくると

やっぱり、まだ出来ていませんでした。

当たり前です。半日でガスと電気と水道と、全部できるわけがありません。

とりあえず、電気はつながっていましたが、ガスと水道はなし。

驚いたことに、
昼に来たときは入っていたはずの窓ガラスがなくなっていて、

そこにダンボーが張ってあります。

「工事中に割れちゃって、そのうち新しいの持ってきます。」

もう少しで出来るって、むしろ破壊されてるじゃんかよー!

その日は、大家さんが、トイレ用にとバケツに水を汲んできてくれました。
水道は翌日につながりましたが、まだガラスが届いたのは2週間後でした。

これは全て、本当にあったことです。